フィラリア症は正式には犬糸状虫症といい、25cm〜30cmほどの細長いソウメンのような虫が犬の心臓に寄生して循環障害を起こす病気です。この感染には蚊が一役かっていて、フィラリア症にかかっている犬を吸血するとミクロフィラリアというフィラリアの子虫が蚊の体内に入り、別の犬を刺すときにその子虫が血中に侵入して感染するものです。(犬から犬への直接感染はありません)
フィラリアが心臓に寄生すると血液を送る機能を低下させ心臓のみならず肺や肝臓、腎臓にも異常をきたします。
症状は呼吸が乱れたり疲れやすくなったり、全身にうっ血状態が続いて腹水がたまることも。また、オシッコが赤くなったりフラついて散歩を嫌がるなど、愛犬の様子がおかしくなって気づいたときはすでに治療は難しいといわれている恐ろしい病気です。
対策としては動物病院で薬を処方してもらうこと、そしてなるべく蚊の少ない環境をつくってあげること。
予防薬は錠剤、ビスケットタイプ、チュアブルタイプなどさまざまですが、月1回飲ませる錠剤タイプが一般的です。体重によって適量を服用する必要があるので必ず動物病院で処方してもらうようにしましょう。
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室内で飼っているから大丈夫だとか、ミックス犬は体が丈夫だから感染しないとか、そう思っている方は大間違い。蚊は気温が15℃以上の環境であれば吸血することが判っています。
フィラリアの薬は体内で子虫が成長しないようにするものなので、蚊がいなくなってから1〜2ヶ月ほどは継続して服用しなければ完全な予防にはなりません。(5月頃から11月頃までが一般的) |
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