そもそも犬は飼い主の指示や命令に対して忠実に従う動物。「オスワリ」といわれれば座り、「マテ」といわれたら「ヨシ」という合図がくるまで待ち続けます。これは犬が言葉の響きを覚えて、その言葉を聞いたときにしつけられたことを条件反射として行動するものです。
しかし、飼い主があいまいな言葉や似通った単語で指示や命令をだした場合、犬はその言葉の意味が理解できず、次のアクションをおこせずにじっとしていることがあります。
たとえばオヤツを差し出して“マテ”をさせ、ちょっとしたイタズラ心で「ヨシ」という言葉に似た「ヨシモトコウギョウ」とか「ヨシモトバナナ」などと言って愛犬にフェイントをかけたことはありませんか(笑)? しつけができている犬であれば「ヨシ」という明確な響きを聞かない限りマテを解除せずにじっとしていますが、「ヨシ」を強調して「ヨシイクゾー」などと、いじわるをした場合うっかりオヤツを食べてしまうこともありますね。
さて、それではそのとき「アイウエオ」とか「アブダカダブラ」などという意味不明な単語を飼い主が発したら犬はどんな反応をするでしょう?
そう、意味不明な単語、すなわち“魔法の言葉”を聞いた犬は、次にどんな行動をとればいいのか判らず首をかしげる仕草をするのです。
そしてこの瞬間がシャッターチャンス!
これは、飼い主がなにを命令したのか理解できずに戸惑っている姿であり、飼い主に対して『えっ?今、なにを指示したの?』と尋ねている犬のボディ・ランゲッジ。
このタイミングを狙ってシャッターを押せば、小さく首を傾けたかわいらしい愛犬の姿をカメラにとらえることができるというわけです。しかも、犬は明確な指示をだしてくれるまで飼い主に集中しようとするのでカメラ目線の表情をとらえることができるのです。
ただし一度成功したからといって同じ“魔法の言葉”で何度も首を傾けてくれるかというと、そうでもありません。
犬の学習能力はとても優れていて「アブダカダブラ」と命令されたときカメラのシャッター音が鳴ると、犬はこの「アブダカダブラ」という言葉は自分に発信しているのではなく、カメラに向かって指示をしているんだと解釈します。つまり「アブダカダブラ」が自分には関係ないと認識して、二度目にその響きを耳にしても聞き流してしまうのです。
せっかくのシャッターチャンスを逃してしまったときは新しい“魔法の言葉”唱えてみましょう。愛犬の注意をひくコツとしては、やや高い声で発信するとより効果的です。
さて、次は「テクマクマヤコン」でトライしてみますか(笑)?
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オスワリとマテのしつけが基本 |
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オスワリとオテはできるけどマテがなかなかできないという場合は、フードを与えるときやオヤツをあげるときにマテの習慣をつけて、飼い主が「ヨシ」というまで待てる状態にしつけましょう。
※「マテ」で静止がきくと、散歩中に突然車が来たときや犬がひとりで走り出したときなど、トラブルを回避することができます。ぜひ覚えさせたいしつけの一つです。 |
2. |
撮影場所で愛犬をマテの状態に |
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撮影したいポジションに犬を連れていき、そこでオスワリをさせ「マテ」と大きな声で命令します。(大きな声で発信することで犬はご主人さまからの命令だいうことを明確に認識できるのです) |
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右手にカメラ、左手にオヤツ |
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カメラを構えながらズームを調整してアングルを決めましょう。アングルが決まったらポケットに忍ばせていたオヤツを取り出して愛犬に見せましょう。愛犬がオヤツに反応して動き出そうとしたらもう一度「マテ」を指示した上でオヤツをカメラのレンズの高さにもってきます。 |
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“魔法の言葉”を発信 |
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「アブダカダブラ」や「マハリクマハリタ」など、意味不明な呪文のような単語を愛犬に命令として発信しましょう。愛犬はご主人さまがなにを指示しているのか判らず、首を小さく傾ける表情をします。そしてその瞬間を狙ってカメラのシャッターを押しましょう。(高い声で発すると犬はより集中します) |
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