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もともとこのゴロゴロという音は母猫が赤ちゃん猫とコミュニケーションをとる手段としていたもの。まだ目も開かず耳も聞こえない生まれたばかりの赤ちゃん猫は、母猫の仕草や鳴き声を見聞きすることができません。そこで母猫はミルクを与えるときなど、赤ちゃん猫を誘導するために喉を振動させてメッセージを送ります。振動を受け取った赤ちゃん猫はそれに応えるかのように母乳を飲みながら喉を鳴らしてゴロゴロ。
つまり、このゴロゴロ・コミュニケーションは目も耳も利かない赤ちゃん時代に培われる猫特有の振動を使った伝達方法というわけです。
そしてこの習性は成猫になってからもなくなることはありません。嬉しいときや満足しているときのほか、飼い主さんに優しく抱かれ赤ちゃん時代と同じ感覚を覚えたときも無意識に喉を鳴らします。
しかし、注意しなければならないのは体調が優れないときも同じ振動音をだすということ。例えば手術を受けて入院している猫。動物病院のケージからゴロゴロという音が聞こえてくることがありますが、これは痛みをこらえることで痛みを和らげる快楽物質が脳に分泌され、気持ちがいいと錯覚して同じ振動音を発していると考えられています。喉を鳴らしていても表情が辛そうな場合は、必ずかかりつけの獣医師に相談するようにしましょう。
またこの音はどこを振動して鳴らしているのか、具体的なメカニズムは未解明のままです。声帯を振動しているという説や、胸腔の筋肉を振るわせている説などありますが、いずれにしてもこの音色には猫の甘えたいピュアな気持ちが込められていることは間違いありません。
そういえば日曜日、お父さんがリビングで奏でるゴロゴロも甘えたいシグナルなのかもしれませんね。
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猫は甘えたいときや満足しているとき、ゴロゴロと喉を鳴らす。 |
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もともとは目も耳も利かない赤ちゃん時代に母猫から教わるコミュニケーション手段で、視覚や聴覚に依存せず、振動を用いて相手に意志を伝達する方法である。 |
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(例)
【母猫→仔猫】
・ミルクを与えるときに赤ちゃん猫を誘導するためのゴロゴロ
【仔猫→母猫】
・母乳を飲みながら嬉しい表現のゴロゴロ
・母猫がうっかり自分を踏まないよう、存在をアピールするためのゴロゴロ |
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この振動コミュニケーションは猫特有のもので、犬には見られない。
(ただし同じネコ族でもトラやライオンはゴロゴロという音をださない) |
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