愛犬の美しい毛並みや色つやは毎日のブラッシングから。ブラッシングは体についたホコリやゴミを取り除き、地肌のマッサージ、血行促進、新陳代謝の活性化など健康面でも大きな効果が期待できます。以下のステップで愛犬をブラッシング好きにさせちゃいましょう!
『ブラッシング=楽しいコト』と条件づける
犬は褒められたり嬉しいことがあったとき、その直前の出来事を楽しいことと記憶します。そして楽しいことは命令されなくても自ら反復行動する学習能力を持っています。
まずはブラシを愛犬に見せてオヤツを与えましょう。『ブラシ=ご褒美がもらえるモノ』と認識させるのです。このとき大切なのはブラシを見せながらオヤツを与えること。「ブラッシングは楽しいよ」と話しかけながら明るい雰囲気を演出します。
首や胸など犬が見える範囲からプチ・ブラッシング
いきなり背中やシッポをブラッシングすると、なにをされるか判らない恐怖心から犬が抵抗する場合があります。ブラッシングは気持ちがいいものと思わせるためには、まず首や胸など視界に入るところにブラシを軽くあてます。ブラシは怖くないことを目で確認させるのです。このときブラシのニオイをかいだり舐めようとする場合はまだ抵抗感を抱いています。少しずつブラシに慣れさせることが大切です。
手ぐしで背線マッサージ
ブラシに抵抗感がなくなったら、体を満遍なく触られることに慣れさせます。まずはブラシを使わず手ぐしで背中をマッサージ。犬の背中には自律神経があり、指を立ててシッポから首へと軽く毛を逆立ててかきあげた後、今度は戻るように上から下へ毛並みにそってマッサージをします。これを繰返すことで犬はリラックスした気分になります。手ぐしマッサージで愛犬が心を開いたら、いよいよ本格的にブラッシング開始です。
ブラッシングの手順
最初にホコリやゴミを払い落とします。ラバーブラシや豚毛ブラシを使って毛並みに逆らって軽くブラシをかけましょう。そしてピンブラシやスリッカーに持ち変えて、やさしく首、背中、体、腰、シッポの順に毛並みに沿ってブラシッングをします。長毛種の場合はスリッカーで毛玉をほぐしましょう。
足の付け根(脇)やお腹は犬を仰向けに寝かせてソフトタッチ。脇やお腹、シッポは毛玉が溜まりやすいのでデリケートにブラシをすすめてください。
無理に引っ張らない
ブラシが毛に引っかかったときは無理に引っ張らないこと。なでる程度にして少しずつ毛をほぐしていくことが大切です。万が一引っ張って犬が痛がったときは「大丈夫」と声をかけて安心させましょう。何度も引っかかるときはひとまずその日は切り上げます。愛犬が『ブラシ=痛くて嫌なモノ』と感じるまえに終了することがポイントです。
終了の合図は褒め言葉で
ブラッシングが終わったら思い切り褒めてあげましょう。楽しい時間だったと認識させることで反復学習へとつなげるのです。ステップ1でお伝えしましたが、犬は褒められた直前の出来事を楽しいコトと認識します。ぐずついたり嫌がったりした場合でもブラッシングが終了したらその合図として明るい声で「おしまい!良いコだったね!ブラッシング楽しかったねー!」とたくさん褒めて楽しい思いをさせることが重要です。愛情たっぷりのスキンシップこそが愛犬の極上のご褒美なのですから。